氷河期世代のバックドロップ!

仕事の関係で「氷河期世代」を検索したら後ろ向きなブログ、記事しかなかったので「では私が…」で始めたブログ

近未来

子供の頃に見た図鑑。

車は飛ぶ。過去、未来に行き来できて、人は宇宙でコロニーを作り、エネルギーは太陽エネルギー…

左下に何を指さしているのかわからない目をキラキラさせた子供が二人。

そんな絵だった気がします。

「こんぴゅーたー」とか「ろけっと」とか平仮名に拘りすぎてかえって読み辛かった覚えがあります。

 

現代、車が飛ぶ以外は結構当時の未来図鑑に近くなってる様な気がします。

 

そして遂に日本初、自動運転の実証実験が愛知県で公道で行われる事になったそうです。

さすがトヨタのお膝元!

別に日産ばかりにやっちゃわせる必要はない!

さらに「愛知県」で行うのが素晴らしい!

「右折フェイント」が普通な世紀末交通法規な名古屋で鍛えられ、生き残れるAIやシステムが完成すれば、世界のどこでも運用出来るようになるでしょう。

システム起動のたびに「ひゃっはぁ〜!」とか言いだしそうですが…

 

そして車の運転が趣味の皆さん。

数十年以内にあなた方は、私の様な喫煙者と同じ目で社会から見られる事になります。

 

車が全て自動運転で交通管理システムの配下に置かれた場合、そこから外れたヒューマンエラーが唯一の事故原因となります。

時々起こる列車事故も鉄道運行管理システムのエラーで死亡事故は起きてません。すべてヒューマンエラーが引き起こしてます。

では鉄道が自動にならないのに車が先に自動になる訳ない!技術的にまだまだ先だ!と思いません?

技術的には飛行機も含めて作るのは可能です。しかも予算があれば、名古屋にいる技術者だけで作ろうと思えば作れます。

あとは二、三発衛星を打ち上げさせて貰えれば、飛行機だろうが、列車だろうが、車だろうが運行システムは作れるでしょう。

事故率は飛躍的に下がります。確実に。

 

では、出来るのになぜやらないのでしょう?

生理的に、一番大きくは利権的にも問題があるからです。

 

生理的に

 

人が運転していない乗り物を並べてみて下さい。

 

エレベーター、エスカレーター、ジェットコースター、メリーゴーランド、観覧車 …

 

大量トランスポーターとかエンタメの乗り物しか浮かばないかと思います。

はい、これ大体、恐怖を題材とした映画のタイトルに使われてます。

観覧車くらいではないですか?使われてないの?

根本、人がいないと怖いんです。

と言うより、何かがあった時に責任を追求する対象がないと不安なのです。

 

利権的に

 

仮にJR。バス、電車の「運転手」の総人件費10年分もあれば、すべて無人化した上に、今より快適に確実に運行できるでしょう。

さらに過疎化してる所のバスや電車も出せます。一番重い人件費がなくなる訳ですから、損益分岐点が大きく下がりますから。

ですが、国鉄時代からの借金の経緯や組合が許しません。

世界でもまれな集中運行でも秒単位で実行出来る現場からすれば、とても承認できるものではなく、そんな金があるなら、「安全、確実」より「もっと速く、大量に」に投資するのが正しいでしょう?

 

あれ?話が長くなりそうなので、また明日。